入院のタイミング
次のような状態になったら、病院へ電話しましょう
その時の体の状態や感じ方などを直接お聞きしたいため、病院にお電話いただく際には、妊婦様自身でお電話いただけるよう、お願いします。
- 陣痛がきた(1時間に5、6回のお腹の張りと痛みがきた)
- 破水したとき
- 生理2日目ぐらいの出血があるとき
- 持続的な下腹部痛
- 胎動がいつもと違うとき
<電話で伝えること>
名前、週数、陣痛開始時間、破水の有無、病院到着までの時間
何かいつもと違うと感じた時、不安な時はお電話ください。
病院到着後
病院に
着いたら
- 診察時間内──受付で名前を伝えます。
- 時間外────玄関右側にある夜間インターホンを押して名前を伝えます。
- 看護師、助産師が迎えに来て分娩室へ向かいます。
- 分娩室で分娩監視装置モニターを装着し、陣痛や赤ちゃんの状態を観察します。
- 体温、脈拍、血圧を測定し、先生の内診があります。
- 内診後に、患者様とご家族の方へ先生より説明があります。
入院
陣痛が始まっている、完全に破水している時はそのまま入院となり、病室で分娩監視装置を装着し、ご家族の方と過ごしていただきます。適宜、看護師、助産師が様子を見に伺います。必要時は助産師の診察があります。
分娩室に
入ります
- 分娩進行がみられたら、分娩室へ移動します。
- 看護師、助産師と一緒に呼吸法を行い、陣痛を乗り越えていきます。
- ご家族の方は、お1人ずつでお願いします。痛みが和らぐように、マッサージをしたり、汗を拭いてあげたり介助してあげましょう。
いよいよ
出産
- 子宮口全開大・児頭下降してきたら分娩体位をとります。
- 助産師、看護師と一緒に呼吸法を行い、排臨、発露、児娩出となります。
- 児娩出後、胎盤娩出し、産道に傷があれば必要時縫合します。
- 立ち合い分娩の方は原則1~2人とさせていただきます。
赤ちゃんが
生まれたら
- ご家族の方と一緒に抱っこしたり、写真を撮ったりして赤ちゃんとスキンシップをとっていただきます。
- 出産後1時間値と2時間値で、お母さんと赤ちゃんの観察をさせていただきます
- 2時間値で異常がなければお母さんは病室へ、赤ちゃんは新生児室へ行きます。
帝王切開手術の入院の流れ
妊娠35週ごろに術前の血液検査、レントゲン、手術同意書、入院時間などについて説明があります。
予定帝王切開の方でも、陣痛が来たり、破水したりした場合には緊急で帝王切開になることがありますので、レントゲン撮影や同意書記入は説明後早期に準備をお願いします。
入院
(前日)
- 入院の荷物、記入した同意書を持参し、朝8時50分までに受付をお願いします。
- 尿検査後、外来でエコー検査を行い終了後2階の病室へ案内します。
- 病室へ移動後、着替えを行い、分娩監視装置モニターを装着しお腹の張りや赤ちゃんの健康状態の観察をします。(午前中と午後の2回装着します)
- 赤ちゃんの状態やお腹の張りの状態によっては点滴が開始されることがあります。
- 体調に応じてシャワー浴を行います。(点滴が開始になった方は状態をみながら、時にはできないこともありますのでご了承ください。)
- 入院後は昼食からでます。夕食摂取後22時以降は絶飲食となります。
- 緊張や不安で眠れないときは相談してください。
当日
- 食事は朝食より止まります。
- 朝7時より、分娩監視装置モニターを装着し、異常がなければ、浣腸後シャワー浴を行います。
- シャワー浴後、点滴を開始し、手術室移動まで分娩監視装置モニターを装着します。
いよいよ
手術
- 12時15分ごろ病室から手術室の方へ移動します。ご家族の方は手術室に近い病室での待機となります。
- 12時30分ごろ麻酔を行います。手術開始は13時~14時を予定していますが、当日の状況により、多少時間が遅れることがあります。ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承ください。
- 赤ちゃんが生まれ状態が落ち着いたらまずはお母さんと対面を行い、その後ご家族との対面になります。
- 赤ちゃんは対面後翌日まで保育器でお預かりいたします。
術後
- 約1時間で手術は終了し、その後1時間は手術室で状態を観察し、病室へ帰室します。
- 手術当日は、付き添いの方宿泊をお願いします。付き添いが難しい場合はスタッフへ相談ください。
- 帰室後、お母さんの全身状態の観察を適宜行います。
退院
- 産後の経過がよければ8~9日目に退院予定です。
お産後の1日の流れ
7:00
開錠 回診&診察
8:00
朝食
9:00
検温・シャワー・沐浴・アロママッサー
12:00
昼食
15:00
おやつ
15:30
検温・乳房ケア・退院指導
18:00
夕食
20:00
検温(必要な方のみ)
21:00
施錠